ご無沙汰してまーす^^
迷チューナーとおやんでーす。
いやあ、暑い(^_^;)
暑い暑い暑い暑いって何回言っても、暑くなるだけですが、言わなければ頭おかしくなりそうなくらいですね^^
わが工房はエアコンはあるのですが、建物の断熱が最悪なので、中も外も大して変わらんくらい暑いです。
風のある時は外の方が涼しく感じる位です。
で、この時期BMWのバイクに乗ってる人は、その暑さから逃れる為!? 1年に一回、織姫と彦星の様に、あいたい人に会うため!? ある場所に行くんですね~(^^♪
そう!!!
BMW Motorrad JAPAN 主催の、あの白馬ミーティングですねー^^
長野県の白馬に、全国からBMW乗りやディーラーさん、過去はドイツ本国からBMWの社長さんも来たり、有名なスタントライダーのデモ走行があったり。。。
今年のは
http://www.bmw-motorrad.jp/jp/ja/index.htmlから見てね^^
そして当然!! とおやんも行きまーっす、と言いたいところだったのですが。。。
残念ながら、参加できなくなってしまいました(T_T)
ああああ!! 本当に行きたかった!!!
実はここ最近、ブログ更新ほったらかして、この白馬の為に、一生懸命オリジナルなパーツを作り続けていたのです。
そう、とおやんは職人だから、たくさん頭の中にあるアイデアをカタチにして、みんなに見てもらって、
「おお!!かっこええやん(^^♪」とか、
「こんなんどーやって作ったん?すげえ!!」とか、
そーやって褒めてもらえるだけで生きていける、その為だけに生きているよーなもんなのです。
だからこの白馬を毎年、すごく楽しみにしているのです。
だから本当に残念!!
でもどうしても僕の作ったパーツをみんなに見て欲しかったので、今回はこの人に僕のGSちゃんを託すことにしました^^
遊び人のNさんです。
強面のオッチャンですが、BMWのK1600GTLやらK1、ビモータのHB3とかその他諸々いっぱい持ってる、話し出すと止まらない心優しい変人です(いや失礼^^)。
今僕が好きなモノづくりして生きていけるのは、この人のおかげです(いや本当)。
僕が白馬に行けなくなったことを伝えると、「よっしゃ、俺にGS貸せ^^ その代わりこのパーツ作ってくれ!!」と、半分強制的にGSちゃんをかっさらって行きました(^^)v
僕の気持ちを解ってくださってるんですねー^^
もし白馬で逢ったら、気楽にお声を掛けてみてください。
BMWのバイクの事は、僕よりも多分Nさんの方がよく知っていると思いますよ^^
「このパーツ」というのは、Nさんが持ってるGIVIのトップケースを、僕のGSちゃんでも使えるようにするステーで、約2時間の突貫工事でこんな感じになりました^^
もちろん車体側の加工なんて必要ありません。
ボルトオンで、デイトナさんのGIVIのトップケースが簡単に取付できるようになります。
おおおーっとおおお!!!
また新商品が産まれるんでないかい!?
作るのに2時間しかかけてないので荒削りですが、ちゃんとやったら魅力ある便利なアイテムになるかも。
商品開発するつもりで作った訳ではありませんが、要望多かったら商品化しちゃおっかなー^^
GIVIの箱使ってる人ならお気付きかも知れませんが、箱が反対向きに付いてますね。
これにはあるワケが。
上の写真みたいにソフトバックとトップケースをツインで装着すると、この方が使い勝手がいいんです。
正常な向きに取り付けると、ソフトバックが邪魔になってトップケースのフタが開け辛くなるんですね^^
カッコ悪くなるかと思ったけど、案外自然ですね。
もちろんソフトバック使わないときは、正常な向きにも簡単に装着できるようになってます。
2時間でこんな事考えて作っちゃうなんて、ぼ、僕って、ひょっとして・・・・
・・・お、オホン。失礼。
僕がブログサボってる間、開発した商品をサラッとここで紹介しますね^^
詳しくはまたブログでひとつづつ紹介します。
ひとつ目はこれ、R1200GS用チタン・ハイサイドスタンド。
実はこれ、前にブログで紹介したときからすごく反響があって、早く発売したかったのですが、チタン独特の「しなり」のため、あの時は強度的に問題があり、その対策に少し苦労しました。
ノーマルの約5分の3とすごく軽いし、今は強度も抜群に高くなりました。
そして何より、芸術品を作ってる感覚で開発したので、家で飾って置いておきたい位です^^
機能的にはウチのステンレス製のヤツと同じです^^
その時のブログはこちらから↓
http://blog.livedoor.jp/marunmarun1/archives/1611928.html
次に、R1200GS用ローダウントルクロッド。
同じくチタンで芸術品感覚で作っちゃいました^^
トルクロッド本体だけでなく、シート高を約10mm下げるローシートアジャスターもセットにしました。
このトルクロッドセットとBMW純正スーパーローシートを組み込むと、それだけでシート位置が約55mm、ノーマルより下げることが可能です。
BMWメーカーオーダーのローダウン仕様が、ノーマルより約60mm低いのですが、今年3月に発注して8月納車なんてそんな時間の掛かるバイク注文するよりも、普通にGS買ってこのセット組んだ方が、同じくらいシート高下げれるし、なんたってカッコイイ。
トルクロッド本体はチタンのモノコック構造で強度も高いし、これ単品だけでも15mm下げれます。
身長177cmのとおやんが、ノーマルではつま先立ちで結構怖かったのですが、やっと安心してGSに乗れるようになりました。
上のハイサイドスタンドと併用可能です^^
次に、ラジエターコアガード。
実はとおやん、昔しがないモトクロスレーサーやってたんです。
エンデューロもたまに遊びで公道マシンの保安装備外して出場してました。
林道なんかを激しく走ると、飛び石なんかいっぱいヒットして、コアガードが無いとラジエターなんかすぐボロボロになるんですよね。
他社さんのヤツで、前から見るとコアがスケスケで見えるレーザーカットタイプやメッシュタイプが出てますが、昔の経験から僕のバイクにはそういうのは付けたくなかった。
メッシュタイプはマディ(泥道)で目詰まりして、オーバーヒートしやすいですしね。
やっぱりブレードタイプでないとって思って開発しました。
ブレードの角度はすごく吟味して、前方から見てコアが見えず、冷却効率が良好になるよう走行風を最大限に取り込めるよう試作を重ねて、すんごく良いのが出来ました^^
これもチタンで手作り感満載に仕上げました(^^)v
クーリングファンも回る回数減るよ^^
さあ最後はお待ちかね!!
スリップオンマフラーです^^
実は今回、今年3月15日にこのBMW R1200GSが発売されるずっと前の、去年の11月ごろからこのマフラーの開発はスタートしてて、もちろんその頃は車両も手元になく、写真見ながらどんなサイレンサーが似合うのかなーって考えて、導き出した答えがこの7角形のシェル形状+ツインスラッシュ排気ポート。
なんとこのGSの為に、プレスの金型から作っちゃった^^
めっちゃお金かかったよー(^^)v
そして最初に作ったのが下↓のサイレンサー。
結構気合入れて作ったので、結構良かった。
重低音だったし、メチャクチャエンジン回るようになったし、高速性能は非常に高いです。
このままチタンにして音量下げて商品化しようかなーと思ったんですけど、欠点もあった。
それは、目標の音量にしている近接排気騒音93dbを達成しようとして手を加えると、スロットルオフ時に音質が激悪になることと、中低速トルクの無さでした。
これはこのショートサイレンサー形状が原因である事はわかっていたので、シェル形状は変えずに長さだけをクラス最長の500mmにして、そこに消音効率を高めてトルクを出す、ウチ独自の秘密のシステムを導入して、商品化するに至りました。
ほら、細くて短い管楽器は高い音が鳴るけど、太くて長いのは重低音になるでしょ?
あれと同じ原理です。
GS用の他社さんのサイレンサーと比べていちばん長いので、理論的にはナンバーワンの重低音です(^^)v
秘密のシステムはまだここでは秘密にしておきますが、名前だけはチラッと^^ 「RTPシステム」って言います。
去年初旬から、今までのウチのオリジナル「RSTCシステム」を超えるシステムとして開発してきました。
今回それを、遂に世に出すことにしました。
正直、サイレンサーを長くするだけではトルクはほとんど増えません。
このシステムを使って、高回転域の抜けを減らさずに、中低速トルクを太くしています。
このR1200GS LCは、ノーマルでも簡単にパワーだけでフロントタイヤが浮きますが、このスリップオン作ったら、ゼロ発進が少し怖くなりました^^ まあ、そのうち慣れるでしょう。。
このシステムをもっと効くようにすれば、性能を落とさずにもっと音量を下げることが出来ますが、今の時点でノーマルと同等ですし、音も楽しみのひとつなので、重低音を楽しめる音量にセットしました(^^)v
またサイレンサーを長くしたことで、パニアケース付けてもマフラーが存在をアピールするようになり、テールビューが迫力満点になりました^^
サラッと紹介って言っておきながら、長々と書いちゃいました^^
おっと、もう日付が変わって8月23日になっちゃった。
もう僕のGSちゃんはNさんと一緒に白馬に旅立っています。
紹介したパーツはすべて装備してます。
皆さんも是非白馬に行って、僕のGSを見てください。音を聴いてください。
写真で見るより実物の方が数万倍カッコいいですから^^
それでは、オヤスミなさいまし(-_-)zzz
BMW用バイクパーツのお問い合わせはこちらから。BMWバイクパーツのR-style。