縦置き4気筒という独特のエンジンレイアウトを持つ、「BMW K1」のワンオフマフラーを製作しました。
実はこのオーナーのN氏は以前、ビモータSB-5の純正マフラーの修理をご依頼頂いた事のある方で、それ以来色んな事を教えて頂いている方です。
Nさん、いつもありがとうございますm(__)m
また、掲載が遅くなり、申し訳ございませんでした。
N氏のご依頼内容です。
1.集合部以降を製作して欲しい。
2.ノーマルはワンピースだが、集合部付近から切断して製作して欲しい。スリップオンにするか、ワンピースにするかはお任せします。
3.音量はノーマルと同等で、静かな方が良い。
4.RSTCシステムを使って欲しい。
5.ステンレスのミラーフィニッシュで、サイレンサー出口形状を、ノーマルと同様の丸みを帯びた形状にして欲しい。
問題は2つ、具体的にどこで切断するのかと、出口の形状です。
このマフラーの中身の構造がわからないし、切断して復旧不可能になると大変な事になります。
サイレンサー出口の形状は、通常この部分のパーツは、「ヘラ絞り」という技術を持つ会社に製作を依頼するか、「プレス」で大量に製作するか、どちらかです。
どちらとも「金型」を作らないといけませんが、ワンオフですので、費用的な面で現実的ではありません。
・・・そういえば、どこかでこんな形のパーツ、あったなあ。。。
という事で、人脈を駆使して、パーツを手に入れました!!
手に入れたお椀型のステンレスの中心に、ホールソーで穴をあけた写真です。
どうです、ほぼ同じでしょう^^
これでひとつ、問題が解決しました。
切断箇所はまだ未定です。
熟慮する必要があるので、先にサイレンサーを作りながら考える事にしました。
次回、サイレンサーの製作光景をアップします。
乞うご期待^^
ワンオフマフラーのR-style。