イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

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バイクのワンオフマフラーの制作も承っています!

RSTCシステム採用のインナー加工で音質改善&パワーアップ

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バイクマフラー屋の製作日記

ヤマハ シグナス125 ちょっと変わったインナー加工その1

2010年09月19日
先日、少し触れましたが、ヤマハ シグナス125の、メーカー名は不明のサイレンサーの、ちょっと変わったインナー加工を行いました。

Gさんとシグナス




このサイレンサー、形状が純正風で、全て溶接で作られていて、オーバーホール出来るようにはなっていません。




内ダクト付き拡張型消音器しかも内部がストレート構造ではなく、絵のような構造になっていました。

これは、「内ダクト付・拡張型消音器」といって、いわゆる、チャンバー構造で排気圧力を減圧して音を消すタイプです。






RSTCシステムの様な、「反転・相殺型」の消音構造にはなっていないので、消音効果は少なく、チャンバー室を持った消音器の中では比較的高回転型の特性になる構造です。

125ccという排気量には、消音性能はこれで充分、と判断して製作されたのだと思います。




オーナーのG氏の要望は、静かでトルクのある特性に変えたい、との事でした。


実は最初は、RSTC加工は不可能と判断して、バッフルを付ける形で加工したのですが、G氏の望む性能は達成出来ませんでした。




幸い、ご住所が弊社に近く、車両に取り付けてのテストが可能でしたので、構造等、検討に検討を重ねた結果、少し変わったRSTC加工を施す事で、お受けする事にしました。



次回、加工作業を公開します。乞うご期待^^


サイレンサー加工のR-style。