モリヤス・アイアンワークス
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VFR800のセンターアップマフラーは、右足かかと付近をセンターパイプが通過するので、ノーマルにはヒートプロテクターが付いています。
また、この部位は触媒直後ですので、高温になる部位です。
ですので、今回特にオーナー様から依頼は無かったのですが、サービスでヒートプロテクターを製作することにしました。
しかも、ただ機能性のみを持たせるだけではたいしたサービスになりませんので、材質を「チタン」で、デザイン性の高い物を作ることにしました。
前回少し触れました、2つの「ちょぼ」は、そのヒートプロテクターの取り付けステーです。
ステンレスの棒を短く切って穴を開け、その中にM6のネジを切って溶接しています。
ヒートプロテクター本体は、チタンパイプから切り出して製作します。
うーむ、まだこの段階ではデザインが、「もっさい」ですね。
もっとシャープな感じが欲しいなあ。
少し幅を細く、上下を斜めにカットしてシャープさを出してみました。下の方は少し尖がった感じに切ってみました。
うん、これならカッコいいかも。
カットしたチタンを研磨してピカピカにします。
研磨屋さんならご存知の方も多いと思いますが、チタンの鏡面バフ研磨って、加工熱で表面が荒れるので、技術的にかなり難しいんですよ^^
オーナー様が、チタンの焼け色が大好きなので、磨いたチタンにバーナーで焼け色を付けました。
細かくグラデーションを付けたかったので、温度の高いバーナーで短時間で炙りました。
炙ってから、オーナー様のオリジナルを証明する、「Kawakami SPL」という文字と、反対側には「R-style」のロゴを彫り込みました。
今回はお名前の公表は許可を頂いております。
取り付けて出来上がりです。
作った本人が、しばし見とれて唸ってしまいました。
オーナーさん、喜ぶぞぉ^^
次回は出来上がったマフラーのサウンドを、動画で公開します。
ご期待くださいね^^
ワンオフマフラーのR-style。