モリヤス・アイアンワークス
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先日より続く、ジレラ・フォコ500ieの、ガトリンク砲タイプマフラーの製作日記です。
パーツが揃ってきたので、組立に入ります。
砲身は、実は先端部のみ肉厚の分厚いパイプを使用して、バレル中間部は薄いステンレス管を使用しています。少しでも軽くする為の工夫です。
溶接部位は出来るだけ隠すようにして、ディティールを損なわないよう配慮しています。
この部位は、走行時、高速で回転する部分です。
ですのでこの、レンコン状のプレートは、4枚ともキレイに平行に、しかもパイプに対して正確に直角に溶接しないといけません。
本溶接する前に仮組みして、何回も回転させては位置を調整して、回転してもキレイに見えるようにします。
位置が決まると本溶接します。
ファン部の製作です。
輪切りにした3インチ管の周りに、フィンを一枚一枚溶接していきます。
フィンも軽量化のため薄いので、溶接は少し難しいです。
ファン部と砲身部を溶接して、とりあえずは砲身部の形が出来上がりました。
この時点で仮組みして、コンプレッサーの圧縮空気をファン部に当ててみましたが、結構高速で回ってくれました。
次回はサイレンサー内部の構造を製作します。
ただ単に、音量を静かにしたり、トルクが出る様に考えるだけではダメなので、結構ハイレベルな構造になると思います。
乞うご期待!!
ガトリンク砲サイレンサーのR-style。