先日アップさせて頂いた、「ジレラDNA180」のマフラー製作の続編です。
ワンオフマフラーは、マフラーの出来上がりが即完成ではありません。
実際に装着して、私が実際に走行して性能や、特にスクーターの場合は、サスストローク時に車体とマフラーが干渉しないか等、チェックして良ければ完成となります。
やはり本当の手曲げチタンEXパイは良い色してますね!!
サイレンサーの位置も、ウチのデルビGP1・250用のマフラーの様に思い切って上げたのでかなりインパクトあります。
そしてエンジン始動。
いつもこの瞬間は少し緊張します。
「キュルルル、ボウンッ!!」
やった!!良い音です!!大きすぎず小さすぎず、RSTCシステム特有の少しこもった音質です。
そして走行。
性能はRSTCシステム独特の、中低速トルクのあるフィーリングがとっても良いです。
また、キャブ車であるが故、致し方ないのですが、アクセルオフ時にぽんぽんぽんと軽くアフターファイアがあります。
少し気になる点は、製作中も注意していたのですが、デルビGP1のレアルパイソンの形状で作ったので、デルビはスクーターなのでステップがありませんが、DNAにはステップがあります。
ステップに足を置いた際、かかとが少しエキパイに当たります。
極力当たらない様に製作したのですが、まあ、デザインを取るかユーティリティを取るか、どちらかででしょうね。
幸いDNAは、ノーマルステップに、ステップ位置を変えられる機能が与えられています。
後日このオーナー様が納車時いらしたとき、「少し気になるが、ステップ位置を変えたらなんとかなるでしょう」と仰っておられました。
次回は、ワンオフキャリアステー製作です。乞うご期待!!
イタリアンスクーターのマフラーのR-style。