サイレンサーの三角形のフタ(トライオーバルなど)の修理

2009年09月21日

サイレンサーの前後のフタには、割れやすい場所があります。

それは、エキパイ差込み口と、フタが溶接されている付近です。

上写真の、ブルーのマジックで囲っている付近にひび割れがあります。

この付近は、エキパイの熱膨張による応力の集中や、スクーターの場合は特に、振動で破損します。

ここが破損すると、溶接で補修してもまた割れるので、ウチでは新たにフタを作り直します。丸やオーバルなら引き受けてくれるところもあるかもしれませんが、三角形(トライオーバルなど)のサイレンサーを引き受けるのは、ウチぐらいじゃないですかね。

右が元々付いていた割れたフタで、左がウチで製作した補修用のフタです。
しっかりと強度を持たせて製作するので、もう割れることは有りません。

修理完了の写真です。今回はインナー加工とシェルのショート加工も同時に行ないました。

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