カンナムスパイダーのワンオフ

2017年11月07日

カンナムスパイダーっていう乗り物、知ってますか？
英語で書くと、Can-Amって言うメーカーの、Spiderって言う、前二輪、後一輪の、クルマでもバイクでもない、トライクとも言えない、なんだか変わった乗り物です。

お客様、京都からはるばるお見えになりました。
ご覧の通り、お客様が弊社への車庫入れのご様子。
ヘルメットも必要ないし、バックも出来る、特殊自動車扱いです。
僕は怖いから、ヘルメットかぶって試乗しますが^^

今回はワンオフマフラーと、グリップエンドのワンオフと、オービトロンの装着のご依頼です。

スミマセン、この仕事してる時、ワンオフがチョー込み合ってて、製作中の写真がほとんど撮れなかった(^_^;)

先ずグリップエンド。
なんと贅沢に、チタンの削り出し！！

パッと見てすぐにチタンだってわかる様に、陽極酸化処理でチタンブルーのR-styleのロゴマークを入れました。

ワンオフマフラーは、弊社オリジナルの7角形シェルのツインポートを、スパイダーに合う長さに専用で創りました。勿論、弊社独自の、良質な音質と消音性能を持ちながらも、トルクフルな走行性能を実現するRTPシステム(R-style tornado Chamber system)+排ガス中の静電気を除去し、エンジン内部のフリクションを軽減してエンジンの回転を極限まで上げ、パワーアップとトルクアップを実現するランドマスタージャパン社の必殺、オービトロンFFS(Orbitron Friction Free system)を併せ持つ、ウチにしか出来ない高性能なマフラーです。

この時点では、今回のお仕事はここまで、という事でしたので、一度お客様がお越しになって、試しに試乗されました。

お客様に、ご感想は？と尋ねると、どうも笑いが止まらないご様子。
「いやーええわーええわー、めっちゃええじゃないですか！！」と、「ええわー」を連呼。
「めっちゃええ音やし、めっちゃパワー上がってる！！」ですって。
「めっちゃエンジンがスムーズになって、このロータックスのエンジンが、こんなに回転が上がるんやって初めて思いました。しかも一速ハイギヤで走れるから、トルクも出てる感じがする。燃費も期待できそう」って事でした。

それで、お支払済ませて帰りはるのかと思いきや。
「社長んとこ、オービトロンのパワーモジュールって買えるんですか？」と一言。

勿論、代理店なので買えますとお伝えすると、「いろいろ出てるみたいやけど、どれがいい？」

「僕の個人的な感想から言うと、クアッドコアまでが町乗りで、ああ、良くなったなあっと感じられるレベルですが、劇的に変わったと、感動するレベルはG8からですね。でもレースでもしない限り、S10RやX12Rは性能はすごいですが、価格もすごいし、G8位でいいんじゃないでしょうか。」
(※注：当時のラインナップで、現在は変わってます)

とお話すると、クアッドかＧ8で悩んでおられましたが、僕を信じて下さって、Ｇ8を装着する事に。

バッテリーのマイナス端子につなぎます。バッテリーボックスにスッポリ収まりました^^

テストライドです。僕はやっぱり怖いからメットかぶります。
こういう３輪は、カンナムスパイダーも例に漏れず、片輪がギャップに乗った時、ハンドルが取られて、慣れてないと緊張するんですが、オービトロンの効果なのか、サスペンションがよく動いて全く緊張感無く乗れるようになりました。

オービトロンも装着終わって、さあ納車です。
お客様がすごく気に入ってくれたのがわかる動画になりました。

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