もうかれこれ、このシャフトを装着してから、10000kmは走行したでしょうか。
ランドマスタージャパンさんのチタンアクスルシャフト。
この前タイヤ交換した時に、撮影しました^^
僕がこのシャフトを初めて体験したのは、実は僕自身のR1200RTではなく、弊社でワンオフマフラー等を製作させて頂いた、某有名アパレル会社社長の乗る、BMW R1200GS LCに装着されていたからでした。確か、息子さんが阪神タイガースの選手だったような^^
その社長さんに「森下くん、チタンアクスルシャフト買ったんだけど、すごいのは分かるんだけど、どう言葉にしたらいいのかわかんなくって^^ ちょっと乗ってみてくんない?インプレッション頼まれてるんだよ」
と、頼まれて乗ったのが初めてでした。
当時僕は、今のRTではなく、この社長と同じR1200GSを所有していたので、少し乗って、すぐに違いが判りました。
「なんじゃこりゃあ!!」
本当に驚きました。
正直、これで違いが判らない人は、鈍感すぎると思います。
オートバイ自体、1200㏄の大型の重量級のマシンなのに、ハンドリング、特に切っかえしが400㏄のライトウエイトスポーツの様に、激っ軽でした。
例えるなら、未装着車がサラブレッドの様に華麗にスムーズにコーナリングするのに対し、このチタンアクスル装着車は、トムソンガゼルの様に弾むように軽快に曲がっていくのです!!
弾むような感覚と書きましたが、決してタイヤが飛び跳ねている訳ではありません。
驚く程の、軽快なハンドリングなのです。
これは、素材にTi-6Al-4V、通称64チタンが使われているからで、これがちょっとくらい曲がっても、すぐに元の形に戻るバネみたいな金属で、それが乗り味に出ている様です。
また、バネ下重量は、バネ上重量に比べて、軽量化の効果が3倍違うと言われています。これがこの、素早い回頭性能と、コーナリング中の安定感に繋がっているのだと思われます。
こんなに感動したシャフトだったから、RTに乗り換えてから手に入れた時、文字通り飛び上がって喜んだ記憶があります。
RT用とGS用は、形状が全く同じな様ですね。
バネ下重量は実際、どの程度軽くなっているのか、ノーマルシャフトと比べてみました。
↓これがノーマル重量。375gです。
↓そしてこれが、チタンアクスルシャフト。まだ新品の時に、コッソリ測っていました^^
320gですね^^ 55g、チタンの方が軽いです。
正直、乗った感触からして、もっと軽いのかと思っていたんですが、これはきっちりと強度計算を、専門的調査機関に依頼して、安全性の為に、純正よりも強い耐久性を追求したからだそうです。
この様に、純正は中空ですが、チタンアクスルは肉抜きされていません。
表面にはフレッシュグリーン処理とかいう、特殊な表面処理がされていて、傷ひとつ、クラックひとつありません。いちばん上の、10,000km走行後と、秤の上に乗っている、新品の時の写真とを見比べて見てください。
折れたという話も、聞いたことがありません。僕は先日、タイヤが4,000kmしか持たなかった話を書きましたが、結構アクスルには負荷のかかる乗り方をする方だと思っています。でも傷ひとつ付いてない。どんなけ強いねん(゜o゜)
価格は結構するんですが、費用対効果考えると、これはかなり安い。
これからどれだけバイク買い替えるかわかりませんが、ずっと使い続けたいパーツです。
この記事いいなと思ったら、ポチッとお願いします⇒
バイク ブログランキングへワンオフマフラーのお問い合わせはこちらから。TEL 072-220-8386
ワンオフマフラーのR-style。