先日から続く、スズキ スカイウェブ650の、フルチタン車検対応ワンオフマフラーの続編です。
最新の規制での政府認証を受けようとすると、ワンオフであろうが既製品マフラーであろうが、世界一厳しいといわれる日本の排気ガス浄化性能試験「WMTCモード」と、加速度騒音テスト(なんと音量82db!!)に合格しなくてはなりません。
近接排気騒音は94dbですけど、それは車検場や警察で測定された経験を持つ方もおおいのでは?
大抵、加速度が82dbをクリアしていれば、近接は余裕でパスできます。
もしこの測定方法にご興味ある方は、このページの下の方にリンク貼ってますので、どうぞご確認を。
また、前回のページ見てない方のために、これまた下の方にリンク貼っときました。
↓で、前回はここまで出来てました^^
中に入れたキャタライザは、こんな感じ。
高温を発生するので、外に熱が伝わりにくいように、マホービン構造にしてます^^
そして今回は、エキパイのパーツ、サクサクッと作っておきます。
先ずはコレクタ。
この集合角にも、秘密があるのだよ、フッフッフッ(^・^)
エンジンとのつなぎ目の、フランジ部分。
チタンパイプの先っちょを、広げて平らにするのは、フレア加工っていうプレス技術だよ。
ノーマルのエキパイがФ34.0のストレートだったので、ここの部分だけ少し細目のФ31.8にしました。
ん?なぜかって?それはねー、排気流速を加速させるためだよ。
フロントヘッダーいわゆるエキパイの前の部分は、手曲げでサクサクッと。
こんな手曲げは、とおやんに掛かれば屁でもない、タダの平曲げだよ^^
そして、ビービーっとTIG溶接。
この手曲げしたパイプは、純正Ф34.0に比べて太めの、Ф38.0。
さっき加速された排気流速でここに排ガスが突入。
一気に減圧されて、エンジンから吸い出されて捨てられていくのさ。
これでエキパイ出来たねー、次回はいよいよ近接排気騒音測るよー、あ、自分でね^^
↓前回までの製作日記はここ
http://blog.livedoor.jp/marunmarun1/archives/1792198.html
↓加速度騒音テストの方法。国交省のだけど、もうちとわかりやすく書けんのかね(怒)
https://www.env.go.jp/council/former2013/08noise/y081-10/mat03_2.pdf
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