申し訳ございません。
弊社では、暴走族の排気マフラーは作りません。
いわゆる、「旧車會」と呼ばれる方々のバイクの排気マフラーも同じくです。
族車と呼ばれるカテゴリーの車両のパーツ製作は、残念ながらお断りさせて頂いております。
理由は、説明する必要もないかもしれません。
反社会的であること、法に反していることなど、当然のことですよね。
書き出したらきりがない位です。
ただ一つ言えることは、私自身が
「子供たちに誇れる仕事がしたい!!!」
ということです。
あるとき、妻とワタシが、2人で自動車で買い物に出かけた帰り、僕が作ったマフラーを装着したバイクと偶然すれ違ったんです。
そのマフラーに付いている、「R-style」っていうエンブレムは、プロのデザイナーでもある妻がデザインした物なので、妻は一目見て僕が作ったマフラーだとわかりました。
僕の作るマフラーは、静かでパワーが出ることを追及しているので、そのバイク用に開発したマフラーも、販売された状態では静かなのですが、その時すれ違ったバイクは爆音だったんです。。。
「あんなにうるさいマフラー作ってるの?」と妻。
僕は恥ずかしかった。そして悲しかった。。
僕の思いが、お客様に伝わっていないことに、情けなさを感じたんです。
どうも消音器をお客様が、ご自分で改造された様で、通常ではない音量だったんです。
・・・ウチの3人の子供たちも、そのうち僕が作ったマフラーを付けたバイクと遭遇するかもしれません。
そんな時、横にいる僕に、「あれ、パパが作ったの~(^^?」と、何気に聞くかもしれません。
もしそのバイクが、族車でアクセルコールしながら走っていたり、山道で大きな音を出して走っていたら、と思うと・・・
妻は、バイクや車には興味がありません。
そういった人たちから見れば、大きな音のマフラーは、ただの騒音なんです。
バイク好きが言う「良い音」も、そういう人たちから見れば、ただの自己満足なんです。
ただ自分さえ良ければ良い、と思って大きな音出して走ってると、今よりもどんどん法律が厳しくなって、いつかこの日本では、バイクにすら乗れないっていう日が来るかもしれないのです。
自分で自分の首を絞めてしまっているのです。
そんな日が来ないように、メーカーである僕たちは、バイク好きの希望を満たしつつ反社会的でない、
「静かで良い音の、パワーの出る楽しいマフラー」
「人に迷惑をかけない、カッコよくて安全なマフラー」
を一生懸命作るのです。
いつかウチの子供たちにも、フィアンセと一緒にドライブするような日が来ると思います。
そんな時、「あそこ走ってるあのバイクのマフラー、パパの会社が作ったんだよ^^」なんて、自慢してもらえるようなモノづくりがしたい。
本気でそんなこと考えています。
ワンオフマフラーのお問い合わせはこちらから。ワンオフマフラーのR-style。