イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

ブログ内検索
月別アーカイブ

バイクのワンオフマフラーの制作も承っています!

RSTCシステム採用のインナー加工で音質改善&パワーアップ

モリヤス・アイアンワークス
580-0033
大阪府松原市天美南4-5-16
TEL 072-220-8386
FAX 072-220-9226

バイクマフラー屋の製作日記

ハーレーダヴィッドソン FXDB ストリートボブ ワンオフマフラー製作 vol,2

2011年01月18日
ストリートボブ サイレンサーステー


Harley‐Davidson DYNA street bob


このストリートボブをはじめ、ほぼ全てのハーレーは、振動が大きいです。


ですので、ウチではステーなど、力の掛かる部分は極力、「トラス構造」を採用する様にしています。




ストリートボブ サイレンサーステー




しかも今回は、ステーを目立たなくする為に、サイレンサー裏側に隠れて、見えないようにしました。


そうして作ったステーに、サイレンサーを取り付けると、エキパイの必要な曲げ角度などが見えてきます。


曲げ角がわかると、手曲げに入ります。



ストリートボブ エキパイ手曲げ



こうして曲げたエキパイを、切って合わせると、こんな感じになります。



ストリートボブ 手曲げエキパイのフッティング




うん、これだけでも、カッコよくなる雰囲気が出てきました^^


V型エンジンの場合、リアバンク側は、どうしてもフロントバンクに比べて曲げがキツくなります。


ですので、手曲げと輪切り連結の、複合技で製作します。



曲げたエキパイを磨いてピカピカにし、焼け色を付けると。。。


ストリートボブ エキパイ手曲げ




おおっ!!!

エクセレントオオオッ^^^^



結構私、作りながらそのカッコよさにホレボレし、眺めながら、悦に入ってしまう事が多いです^^

多分そんな時は、かなりニヤけていると思います。




排気音も問題なかったので、サイレンサーも最後の溶接を済ませ、焼け色を付ける前の研磨を施しました。




ですが!!!



この時点で「ある問題」に気付きました。



それは、この鉄の馬にまたがって、足を床に付いた時の事。


気を付けないと、右足のふくらはぎが、エキパイに当たってしまうのです。


これでは、エキパイが熱い時は、最悪、火傷をしてしまいます。



ですので、オーナーのA氏に許可を取って、ヒートガードを製作することにしました。



そのヒートガードも、どうせならカッコよく、センスのあるものを作りたいですよね。



次回はそのヒートガード製作を紹介します。





ワンオフマフラーのR-style。