イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

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RSTCシステム採用のインナー加工で音質改善&パワーアップ

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バイクマフラー屋の製作日記

抜け過ぎ・爆音サイレンサー撲滅委員会

2009年08月04日

またまた爆音サイレンサー撲滅委員会の活動報告です。

今回は珍しく、同じメーカーのサイレンサーを同時に加工することになりました。

メーカー名は「MAC MRD」です。

MAC_MRDサイレンサー加工前(2本)

上がチタン、下がインコネルで出来ています。
基本的構造は殆ど変わりません。

余談ですが私、インコネル製のサイレンサーって初めて触りましたが、結構重いんですね。ステンレスよりも重いんじゃないですか?

ただ、かなり熱には強く、そして硬い金属なんだそうです。

チタンは軽いですが、熱には弱く案外柔らかい。実はチタンって、バネの材料にもなるような、「柔らかくてコシのある」美味しいうどんの様な金属なんです。

皆さんはどちらがお好きですか?

MAC_MRDサイレンサー加工前(2本)その2
基本的には極太パンチングパイプのストレート構造です。ただ、写真では判りにくいですが、車種に合わせてインナーバッフルで調整してあります。

ただそれでも、最近の排ガス規制で、燃調の薄いインジェクション車なんかは、アフターファイアが多かったり、中・低速のトルクが無かったりします。

そこで、いつもの加工です。

MAC_MRDサイレンサー加工後


抜け過ぎサイレンサーのまま走行すると、最悪エンジンを傷めてしまいます。
そんなに金額もかからないので、インナー加工で対策をお勧めします。