モリヤス・アイアンワークス
580-0033
大阪府松原市天美南4-5-16
TEL 072-220-8386
FAX 072-220-9226
先日、静岡県の多目的運動競技場「エコパ」にて、「第七回 全日本 学生フォーミュラ大会 ものづくりコンペティション」が開催されました。
今回は、私は見に行く事が出来なかったのですが、メンバーの方がわざわざお土産を持って報告に来てくれました。
結果から言いますと、出走車両63台中、去年と同じ総合31位。
シングルリザルトという目標からは大きく下回る結果となり、メンバーにとってはほろ苦い思いでシーズンを終える事となりました。
唯一、「アクセラ」というカテゴリー(直線コースで、加速性能を競う)で、関西の学校の中ではトップのポイントを獲得しました。
メンバーの反省点も色々とあるようですが、私共マフラー屋としての反省点は、消音性能とパワーの向上の両立という、基本的ですが一番難しいところにあります。
今回の車両も、車検を通す為にバッフルが必要で、バッフル無しのフルパワーでは75hp(排気量600cc)でしたが、バッフル装着で57hpまで落ちてしまっています。
オートバイ用の小さなサイレンサーでは、こういうレーシングマシンの場合その両立が難しいので、4輪車用のサイレンサーの様に大型化して、消音性能を大幅に上げてやることが必要と感じました。
具体的には、今回は110db(バッフル無し・フルパワー発生回転数の50%の回転数で測定・レギュレーションギリギリ)→100db以内を目標とします。
速さだけではない、総合力が問われる難しい競技ですが、それだけにやりがいのある、得る物の多い競技でもあります。
■フォトギャラリー
→今年のマシン。赤く塗られたボディで、さながら真紅の跳ね馬フェラーリか!?または赤い彗星シャアか!?
↑真剣に打ち合わすピットクルーとドライバー。打ち合わせの内容は、「終わったらラーメン食いに行こか・・」
→スポンサーステッカー。色のせいか、一番上にあるウチのステッカーよりRSタイチのステッカーの方が目立つ。なんとなく悔しい・・・
↑前年度優勝、今年は2位の上智大学のマシン。フルカーボンモノコックボディの超高性能マシンです。このボディ、設計は別として、ほんまに学生が作ったのか?・・・おっと、疑っている訳ではないですよ~(^。^; それほど完成度が高いという事です、はい。(苦笑)
全ての日程を終えての大産大メンバーの集合写真。なんとなく、去年よりも笑顔が少ないと感じるのは僕だけでしょうか?
直接の報告をお伺いしても、やはり悔しさがありありと感じられるんです。
でも、この経験は卒業して社会へ出ても絶対役に立ちます。
まだ来年があるメンバーも、もう既に来シーズンに向けて動き出しているそうです。
今年の思いを胸に、ガンバレ大阪産業大学!!
大阪産業大学・学生フォーミュラプロジェクトのHP
全日本・学生フォーミュラ大会 ものづくりコンペティションのHP
マフラー工房・R-styleのHP