イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

サイレンサーのインナー加工のご依頼をされたお客様が、同時に、エキゾーストパイプの溶接修理を依頼されました。

メーカー名は「ブルーフレイム」です。


エンジンとマフラーの継ぎ目になる、カラーの部分の溶接が、強度不足で完全に割れてしまっています。

走行中に突然破損したそうで、その時に当然エキパイが外れて地面とヒットし、かなりキズか付いていました。

サイレンサーもそのおかげでクラックが入ってしまいました。



元々の溶接面を見ると、強度の低い、溶接棒を使わない「共付け」という方法で溶接されていました。

ですので、再度割れる事のない様に、「棒付け」で溶接し、強度をアップしました。



この部分の溶接は、パイプの内側から行ないます。

破損の状態が、「複雑骨折」ではなく、「単純骨折」でしたので、今回は位置合わせが楽で、車両に合わせる必要がなかったのが救いでした。




エキパイが新品の様に見えますが、実は一番上の写真と同一の物です。

キズを消し、全体的に再研磨して新品の様にしました。

ステンレスは熱が加わるとどうしても、黒っぽい黄色に変色します。

研磨すると落ちますので、見事新品の様に生まれ変わります。


マフラーの溶接修理・再研磨もR-styleへ！！