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バイクマフラー屋の製作日記

ホンダ VFR800 ワンオフカスタム その2 テーパーエンドサイレンサー製作

2010年03月22日

以前公開したブログの再掲載です。
前回公開したときに中途半端に中断していたので、分かりやすくする為に再度公開いたします。



VFR800のサイレンサーを製作します。

ワンオフマフラー製作に於いては、スリップオンやフルエキを問わず、ほとんどの場合、一番最初に製作するのが、「サイレンサー」です。

今回は、縦130mm、横100mmのオーバルで、テーパーエンドのサイレンサーの予定です。


ウチの在庫のオーバルサイレンサーを使って装着位置を探してみましたが、リアサスのストロークが大きく、タイヤとヒットするのを避けなくてはなりません。

その為、サイレンサーの為に使えるスペースが狭く、自ずとサイレンサーは斜めに傾けて付ける事になりました。

ですのでテーパーエンドの材料切り出しも複雑なカットになります。

以下、製作の手順です。

テーパーエンドキャップ製作1
1.オーバル出口のフタに、出口パイプを溶接します。

もちろん全て、チタンです。


miniSD 007
2.出来たフタに、厚紙を円錐状に巻いて型紙をおこします。


テーパーエンドキャップ製作 型紙
3.出来た円錐状の型紙を開きます。

出口の角度が通常と違い、斜めに出る形状の為、いびつな形の型になりました。


テーパーエンドキャップ製作 チタン板切り出し
4.型紙の通りにチタン板を切り出します。

こういった形状は図面を引くのが難しいので、レーザーカットは使いにくいです。

3D・CADを使えれば出来るのでしょうけど・・・


円錐巻き
5.切り出した0.6mm厚のチタン板を、おおよその形で円錐状に巻き、突合せ溶接します。


テーパーエンドキャップ製作 TIG溶接
6.最初に製作したオーバルキャップに、チタン円錐をかぶせ、溶接します。


テーパーエンドキャップ研磨

7.先端部の溶接ビードを削って成型し、研磨します。

チタンの研磨って、結構難しいんですよね(苦笑)

チタンは、マグネシウムと同じ、「活性金属」と呼ばれる、燃える金属と同じ部類です。

ヘタすると、加工熱で爆発するそうです。

私は爆発させた事はありませんが、研磨中に、粉になったチタン粉に引火して慌てたことがあります。


チタン研磨

TITAN HEATCOLOR

8.最後は、焼け色を付けて完成です。

R-style的に言うと「ヒートカラー」です。


20100106_03

今回のサイレンサーは、RSTCシステム+キャタライザーで、ハイスペックになる予定です^^

車検対応も狙ってます。

VFR800サイレンサー完成

また今回もカッコいいサイレンサーが出来ました。

今から、エンジン始動を楽しみにしています。



ワンオフマフラーのR-style