モリヤス・アイアンワークス
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ビューエル XB12ssはご存知の様に、ベルトドライブで、ドライブプーリー下部に固定式のテンショナーが付いています。
僕のX-1には、これも付いていないので、ゼロ発進時にたまにベルトが1コマずれたりします。
XBのオーナー様にその事をお話しすると、100%笑われます^^
もちろん固定式のままでも問題は無いのですが、サスペンションが動く時に必要以上にベルトのテンションがかかり、サスの動きを妨げる欠点があります。
XBのオーナー様のほとんどが、リアサスの「跳ね」に悩んでおられるようです。
ご存知の方も多いと思いますが、そういった悩みを解決するパーツがあります。
それが、イギリスのショップ「Trojan Horse Racing」がリリースする「Free Spirits Modified Belt Tensioner」です。
今回はこのXBのオーナー様のK氏が、オークションで新品を入手、持込みでの取り付け依頼ですが、R-styleでも並行輸入という形で取り寄せ可能です。
このパーツ、ウチの他のお客様で、XBでサーキットを走行される方がおられるのですが、その方曰く、「リアショックにオーリンズを入れるのと同じくらい変わる」そうです。
カラーはシルバーとブラックの2種類あって、クオリティは非常に高いです。
さて、取り付けですが、結構加工が必要です。
先ずは、ノーマルの取り外しです。
ベルトを緩める為に、リアホイールのアクスルシャフトを抜かなくてはいけません。
テンショナープーリーはノーマルを使用します。
センターのボルトは「トルクス」です。
とりあえず、何も加工せずに仮付けして見ます。
マフラ-ステーと干渉するのが分かります。
当たった部位を少し削りました。
何とかギリギリのクリアランスを取りました。
ですが、サスペンションが動いてベルトにテンションが掛かった時に、アームが下に動いて当たる可能性があります。
ですので、思い切ってアーム部も削る事にしました。
それでもギリギリですね^^
最後にカバーですが、これも干渉しますので、カッターナイフで加工します。
取り付け完了です。
加工してるのが全然分からないのでいいですね^^
リアサスの動きでアームが動いているのが分かるので、これなら効果が期待できそうです。
ベルト切れのトラブルも減るのではないでしょうか?
カスタムのR-style。