先日、東田直樹さんの著書を読むまで、自分の自閉症の息子の事を、バカ息子と書いていたワタシ。
バカじゃないことがわかったので、ペンネームを「ジヘイ君」に改める事にしました。
男の子っぽいし、そのまんまでわかりやすいし。
でも、漢字だと自閉君になるけど、彼は自分の殻に閉じこもっている訳ではないんです。
ただ、コミュニケーションすることが出来ない、心に言葉を持った、普通の4歳児です^^
このGWは、家族でバンガローへ!!
もちろんジヘイ君も一緒。
テントでキャンプだと、夜が確実に大変な事になるし、ホテルは高いし、バンガローだと半分以下の価格で、一戸建てが借りられる、ワンコも一緒に宿泊できるなど。
まさにジヘイ君一家にとっては、バンガローは一石三鳥なのです。
ジヘイ君は夜眠たくなると、眠りたくない一心で、大声あげて暴れますからな^^テントだとすぐに破壊されてしまうのですわ。声も漏れて、他に迷惑かけるし。
他の典型的な自閉症の子に比べると、まだジヘイ君は環境の変化には対応しやすい子。
バンガローにチェックイン後、布団と戯れるジヘイ君。
この後、ひとりで靴も履かずに、外に敷かれた砂利と戯れてました^^
足の裏に伝わる砂利の感触が、とっても心地いいみたい。
都会や家の中だと、何かとやってはいけないことが多くて、何かやらかしては引き止められる毎日だけど、ここは外だと殆ど何やっても良い。
まさにジヘイ君にとってはパラダイスなのです^^
バーベキュー場があるバンガローだったよ。
ジヘイ君、どうしてもとなりのバーベキューが気になるみたい。
ジヘイ君: どうしてもとなりにある、大好きなトウモロコシが気になって、勝手に取って食うたった^^
でも、最近パパは叱らんようになった。悪いとはわかってんねんけど、どうしても衝動には勝たれへんねん。
その代り、パパとママは隣のお姉さんに謝ってたよ、「この子は特徴のある子なんです、申し訳ございません」って。
僕が悪さをするのはな、衝動に駆られてるのもあるし、僕の事をカマって欲しいって思ってやってる時もあるねん。最近はママもパパも、それをわかってくれてるみたい。だからそん時は、とびっきりの笑顔を見せたんねん^^
↑と、勝手に想像して彼の心の言葉を書いてみたけれど、となりの方には本当に申し訳ないのですが、彼はわかってて悪さをしています。どうもこの場合は、トウモロコシが欲しくてたまらない欲求もありますが、わざわざよそのトウモロコシを取りに行くのは、その後のパパママの行動を予想していて、予想通り「こらー」と言われると、嬉しくて笑ってしまうようです。
ジヘイ君は基本的にはいつも、一人遊びしてます。
だけど、どうも孤独は好きではないらしい。コミュニケーションを取るのはジヘイ君にとっては、とってもしんどいことだけれど、何か信号を出している時があって、その時にかまってあげるととっても嬉しそうな顔をします。
逆に、そうでないときにかまってやろうとすると、足で蹴られたり、ビンタを食らわされたりします^^
今回困ったのは、その帰り。
帰りしな、車に乗るころから急に泣いたり、暴れたりするようになる。
でも、暫くすると収まって笑う。
お昼2時ごろ、車が走り出して、暫くぼーっと外を眺める。
クルマは好き。外の景色を眺めているけど、視線が追い付かなくなってそれを追っかけるのが面白いって東田直樹さんの本にも書いてあった。本当にボーっとしているらしい。
だけど急に暴れだし、大声でわめき散らす。
どうも何かを訴えているようだ。
腹が減ったのか、口がさみしいのか。
とりあえずお菓子を食べさせる。
食べようとするが、「そうじゃない!!」と言わんばかりに、ちからいっぱいのけ反る。
手が届かない天井を殴ろうとするが、手が届かないのでもっと暴れる。
これ以上出ないってくらいの声で叫び散らす。
ママが抱きしめようとするが、ママに蹴りやビンタを食らわす。
僕はドライバーだから彼を抱きしめる事は出来ないが、後部座席は阿鼻叫喚の大爆発である^^
暫くすると収まる。
お菓子も食べるようになり、ママに「さっきは殴ってごめんね」と言わんばかりに抱き着き、笑顔を見せる。
たぶん東田直樹さんの本を読む前だったら、鎮圧するために抑え込んでいただろうし、「何かが言いたいんだろうなあ」と、やさしい気持ちで見守る事すらできなかっただろうなあ。
高速道路を、たびたび休憩しながら、渋滞もありながら、その繰り返しで走り切り、午後6時ごろ、地元のファミリーレストランで食事を採ることにする。
ママもパパも、そして7歳の双子の娘も、やっとジヘイ君にご飯を食べさせることが出来る、泣き止ませることが出来ると思ったのもつかの間。
注文を終えてご飯を待っていると。
大抵は子供の御飯が先に出てくるのだけれど、今日は主である僕の御飯が一番先に出てきた。
「ヤバい」と顔を見合わせるパパとママ。
次の瞬間。ジヘイ君小爆発^^
自閉症の症状として、こだわりがあって、例えば思っている順番が違ったり、ご飯が食べたい僕のところ以外のところに、食べ物が運ばれてきたりすると、こだわりと違うので暴れることもあるようだ。
あわてて僕の御飯をすくってジヘイ君に食べさせる。
ちょっと食べようとするが、ジヘイ君の好きなものではない。
こんどは大爆発。
ちからいっぱい伸び上がる。
ちからいっぱい、これ以上でない声で奇声を張り上げる。
ちからいっぱい、テーブルを蹴り上げる。テーブルは1mほど飛ばされてしまった。
ママは、もう少ししたらゴハンが来る、ジヘイ君を鎮めることが出来ると、抱きかかえようと耐えていたが、やはり周りの迷惑にもなるので、僕がジヘイ君を抱きかかえて外に連れ出した。
周りは当然、好奇の目である。
もうそんな視線にも慣れたけどね^^
暫く、外で抱きかかえながら、声をかける。
「どうしたー、ご飯食べたかったなー、でも泣き止まないと食べれないぞー^^」
「なぐらないでねー、パパ殴られると痛いから嫌い」
「そうかー、何か嫌な事あってんなー、よーしよーし」
背中をポンポン叩きながらなだめてると、厨房の中の人と思しき店員さんが、水を持ってきてくれた。
「大丈夫ですか?」
こういうのは本当に嬉しい。ありがとうございますと、言葉でしかお礼することが出来なくて、本当にごめんなさい。
ジヘイ君、「これじゃないんだ!!」と言わんばかりにまたわめく。
こんどは双子の次女が、ポテトフライを一本、持ってきてくれた。
「ジヘイ、おなかすいたかー?」
ちょっとだけ落ち着いてきた。
まだ、ギャーギャー言ってはいるけど、少しましになったし、食べさせた方が収まると思って店内に。
とりあえず、「ふえー、ふえっー」っていいながら、ママに食べさせてもらうジヘイ君。
「ふつう、食べたら収まるのに、なんかいつもとちゃうなあ。」
「たぶん、おなか痛いんちゃうか?」と僕。
「そういえば、前にもこんなことあった」
「2日間ウンチせんと、便秘の時こんなんやった。」
「その時もわめき散らして、食べ物も食べんとめっちゃビンタされたけど、ウンチだしたらケロッとしてたし」と妻。
「でも、ホンマにそうかなあ、実は僕も今、2日してへんけど腹、痛くないで^^」
「まぢで!?^^」
以前だとこの状況で、こんなに落ち着いて、しかもレストランでウンチの話など(^o^)、する事も無かったが、パパママも慣れてきたもんである。
食べ終わって帰宅。
理由はすぐに分かった。
家に帰った瞬間、オムツの中に大放出。
ジヘイ君の機嫌は、完全に治りましたとさ^^
ジヘイ君のこだわりとして、クルマで移動中や、見知らぬ場所ではウンチをしないらしい。
これでまた、ひとつ次回への対策を練ることが出来ました。
めでたしめでたし^^
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