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バイクマフラー屋の製作日記

バカ息子その2^^

2016年04月11日
先日書いた自閉症の息子の入園式。
本当にたくさんのご感想、励ましのお言葉をを頂きました。
本当に嬉しい!!励みになります!!

メールでご感想を頂いた方、ありがとうございます!!
その方へ返信のメールを書いてると、どうしてもここへ書きたくなっちゃいました^^

このブログを初めて見た方へ、バカ息子^^というのは、4歳になる自閉症の息子の事で、自閉症というのは人にもよりますが、大まかにいうと先天的にコミュニケーション能力を持たない、あるいは苦手な病気のことを言います。
自虐的にバカと書いてますが、息子の事は愛していますので、誤解なきよう(*^。^*)

日曜日、ホームセンターへそのバカ息子^^と2人で、買い物に行きました。
新しくIKEAで買った収納棚に、カギをつける為、その材料を買いに行くためです。
なぜそんなものにカギを?と思われた方。またその事は次回に、という事で。。

ベビーカーに括り付けていけば、息子も安心するし、周りに迷惑も掛けないので良いかと思うのですが、僕は出来るだけ手をつないで歩かせる事にしています。

ちょっとでも気を抜くと、陳列されている商品は勝手に触って床に落とすし、それをさせない様に制止するとギャン泣きするし、靴は脱ぎ捨てるし怒って床や壁、商品をバンバン叩くし。。

でもその方が、息子の脳に刺激になって訓練になるし、運動になると思って。。

まだ2歳くらいの頃は、靴を脱ぎ捨てても、再度履かせてやってたんですが、やっぱりどうしても帰りに車に乗せる時になると、「あら、履いてない!!」って事があって、最近では一度脱ぎ捨てると、もう履かせずに裸足で歩かせることが多いです。

息子、4歳ですが知能指数は8か月程度で、普通の8か月の赤ちゃんならまだいいのですが、体は大きくて6歳のウチの娘よりも大きいです。

力の加減を知らないので、タイヘンです^^
チンパンジーにマシンガンを持たせるようなもので、破壊力は絶大です。

本当に周りからすれば迷惑極まりない(*^。^*)
日曜日も、簡単にポン付できるカギはないので、寸法を測りながらどの商品を流用すればいいのかって考えながら商品を選んでいたので、その間息子はじっとしていないといけない。

ですが息子、多動性っていう障害も併せ持っているので、そうしている時でも手を放すことはできない。
手を放すとどうなるか。

目的もなくいきなり走り出す、陳列されている商品を勝手に取って口に入れる、きれいに並べられている商品に両手突っ込んで全部床に落とす、など。

もちろんそれをさせるワケにはいかないので、両手をつなぐか、それが出来ないときは僕の股の間に、息子の体全部を挟むか^^

まだ商品探して移動している時はいいですが、立ち止まっている時はだんだんとイライラしてくるのか、僕と息子の攻防戦が始まります。そして僕が勝つのですが、そうするとギャン泣き。床に組み伏せる事もあります。もしかしたら、幼児虐待に見えるかもしれない。通報されても仕方ないですね^^

でも、そうしてると気付くことがあります。

案外、周囲のほとんどの方々は、迷惑そうな嫌な顔はしていないのです!!
それどころか、中には助けて下さる方も現れます。

他のお客様も、ゆっくり静かにお買い物を楽しみたいでしょう。本当にごめんなさい。

忙しいにもかかわらず、息子をあやそうと声をかけて下さった店員のおばちゃん、ありがとう!!

木を切るとき、電動ノコギリが回る度にびっくりして泣き叫んで、バカ息子^^にとって諸悪の根源である電動ノコギリを叩こうとしてました。それを制圧しながら作業してたのですが、何も言わずにスッとメジャーを抑えて下さった横にいたおっちゃん、ありがとう!!

確かに、靴も履かずに裸足で連れられている息子を見て、驚いた眼で見られることも多いのですが、状況を察してくださいます。

世の中、捨てたモノじゃないです。感謝感激、本当に嬉しい!!



もちろん、受けた恩をそのまま返さずに、当たり前の様に生きていくつもりはありません。
こういった僕のやり方がいいのか、悪いのか、それも分かりません。
それを人に押し付ける気もありません。

周りの人、特に親類は、「(障害の事は)人に言うな!!」「連れてこないで!!」という人もいます。
それも実は僕は、一理あるし、仕方ないと思ってるんですよ。



自然の摂理ですが、僕達は何もなければ、バカ息子^^よりも先にこの世を去ります。
一生、その障害と向き合って生きていくのは、他の誰でもない、息子です。

息子、人よりもかなり遅いスピードですが、実は少しづつ成長していってます。
自分の障害を、彼が自覚するときはいずれ来ると思います。

僕達がいなくなっても、彼には自信を持って生きて行って欲しい。
いつか世の中の役に立てるような、立派な人間になって欲しい。

「自分は障害持ってるけど、人には出来ないこんなこと出来るんやで!!」って思いながら生きてって欲しい。
そうなった時、お世話になった人々に恩返し出来るかなあって思ってます。
どんなけ先の話やねん^^

これからちょこちょこ、息子ネタ書こうかな。

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