イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

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バイクマフラー屋の製作日記

トライアンフ・デイトナ675ワンオフカスタム その② サイレンサー製作

2009年11月09日

デイトナ675のワンオフサイレンサー製作です。(フルチタン、オーバル)

出口形状はテーパーコーンを採用します。

オーバル・テーパーコーンキャップ

普通の真円のサイレンサーなら、簡単な手書きの図面を、コンパスを使って書いて、材料をその通りに切って・・・と比較的簡単なのですが、今回はオーバルの、しかも出口が斜めに出ますので、図面は書けません。

ですので、少し特殊な作り方をします。

実は本邦初公開!!
これであなたもマフラー屋開業!!


■サイレンサーキャップ製作

サイレンサー出口のテーパーコーンキャップ製作その①
①通常の作り方をしたキャップに円錐型に厚紙を巻き、必要な形に切り出します。

実際に必要なサイズよりひと回り小さくカットするのがコツです。

(厚紙の紅葉の模様は、その辺にあった雑誌の表紙を使った為です。すみません(苦笑))

サイレンサー出口のテーパーコーンキャップ製作その②
②巻いた厚紙を展開します。

0.6mmチタン板に重ね合わせて形を写し取ります。

スカイブルーに桜なのは裏面だからです(笑)。

サイレンサー出口のテーパーコーンキャップ製作その③
③チタンの板を型通りに切断します。

切断は、レーザーカットで行ないます。

無理な場合は、0.6mmなので、曲線が切れる金切バサミでも切れますが、切断面のすり合わせが必要になります。
サイレンサー出口のテーパーコーンキャップ製作その④
④チタン板を円錐状に巻いて溶接します。0.6mmの突合せ溶接になりますので、TIG溶接でもそれなりの技術が必要になります。

巻いたテーパー管を、キャップに溶接で仮止めします。

サイレンサー出口のテーパーコーンキャップ製作その⑤
⑤全体を本溶接(先端部は棒付け、根元は共付け)します。

先端部はサンダーで溶接ビードを落とし、根元はTIGのインバーター溶接機の「パルス」モードを使うとカッコよく溶接できます。

溶接後、全体を鏡面研磨し、バーナーで焼け色を付けました。


どうですか、カッコよく出来たでしょう^^ヾ?


実はこのトライアンフのオーナーのS様が、このフタだけを出来た状態を見て、「オオオッー」と感動しながら写メを撮ってお友達に送っておられました。


明日はサイレンサー本体の製作を公開します。乞うご期待!!


輸入車マフラーワンオフのR-style。