イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

ブログ内検索
月別アーカイブ

バイクのワンオフマフラーの制作も承っています!

RSTCシステム採用のインナー加工で音質改善&パワーアップ

モリヤス・アイアンワークス
580-0033
大阪府松原市天美南4-5-16
TEL 072-220-8386
FAX 072-220-9226

バイクマフラー屋の製作日記

チタンの溶接って・・・

2011年09月16日
バイクパーツ製作に欠かせない素材、チタン。

超軽量で、比重は鉄やステンの三分の一しかありません。

強度はもちろんのこと、溶解温度もステンレスSUS316よりも高く、言う事ありません^^


ただしかし、弱点もあります。

1つは、高価であること。
同じ重さだと、ステンレスの10倍します。

もう1つは、溶接時に酸素と触れると、「酸化チタン」になり、まったく強度が無くなります。


だからチタンは、溶接時のシールドが、他の金属よりも厳重に行なう必要があります。

今回はボルトの先端に、ナットを溶接して欲しいとの依頼です。


チタンボルトとナット アルゴンガスでシールドの図



溶接する周りを、簡単な治具で囲ってから、その中に、溶接トーチから出るアルゴンガスとは別系統のホースから、同じくアルゴンガスを充満させます。

そうしないと、こういう先端はガスが逃げやすく、黄色い粉状の酸化チタンが出来てしまいます。



チタンボルトとナット 溶接後の図



溶接時の温度がちょうど良く、シールドも完璧だと、ブルーの焼け色も付かずに、周りの溶けていない部分と同じような色になります。


溶け込みの深さも深く、最強強度になります。


酸化チタンは、空気の浄化作用があって、お肌にも優しいらしいですが。



溶接のことなら、R-style。