イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

サイレンサーが車体に取り付けられましたので、いよいよエキパイの製作に入ります。

前回までの記事は、以下からどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/marunmarun1/archives/1142623.html



今回はフルチタンです。

弊社の場合、基本的にワンオフはすべて、手曲げでの製作となります。



砂を詰めて木栓をし、バーナーで炙って曲げます。

エキパイ長が短く、曲げが単純なので、ステー製作よりも気分が楽です。



今回の曲げ箇所は、2箇所です。

エキパイ口金部は、基本的に他のクォーサーや、リーダーエンジン搭載車と同じです。



車体に取り付けて仮止め溶接し、外して本溶接を行ないます。

排気濃度センサー取り付け穴の凹ねじ部ももちろんチタンですが、実はチタンは高校の技術の時間で習うような「タップ」という刃物ではネジ山を立てる事は出来ません。
(加工熱でチタンが溶けてしまう為)


弊社ではチタンは、旋盤で「バイト」という刃物を使ってネジ山を立てます。






取り付けてとりあえずワンオフマフラーの完成です。
これからテスト走行、音量及び排気ガス濃度の測定を行ないます。


次回はその模様のご紹介をしようと思っています。
乞うご期待！！



ワンオフマフラーのR-style。