モリヤス・アイアンワークス
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今回の撲滅委員会は、ヴェスパGTS250ieの、「MAC MRD」管です。
撲滅する、と言ってもこのマフラー、色々見解はあると思いますが、元々がそんなに爆音ではない様に思います。
ただやはり、スポーティな音量ですので、VESPAのイメージには合わないかもしれません。
オーナーであるT氏の要望としては、
「ノーマルより加速性能が上がって良いとは思うが、加速時のバリバリ音が気になる。最高速などは下がっても気にしないので、とにかく音を静かにして欲しい。ただやはり、せっかくマフラーを変えているので、ノーマルよりは若干音量は大きい方がいい。」
と言う事でした。
基本的にRSTC加工はワンオフ加工ですので、それぞれのオーナー様のご要望に合った加工をする事が可能です。
性能重視で最高速アタック!!と言う方や、とにかく静かに、と言う方、色々のご要望にお答えする事が出来る、良い加工だと思います。
加工前の内部構造です。
MAC管は基本、メインのストレートパイプ径は全車種共通、その中にインナーバッフルや、パンチングプレートのトラップを入れることで、車種別のセッティングが施してあります。
加工後の写真です。
RSTCの基本構造はそのままに、今回は、音量の事を考えて、通常使うインナーパイプ径より2mm細いパイプを使いました。
YouTubeですが、いつも思いますが音量の変化が伝わりにくいですね^^
かなり静かになりましたが、それでも分かりにくいです。
ですが一応、雰囲気だけでも伝えたくて、アップしました。
加工前の動画です。
そして、加工後です。
走行テストですが、加速時のバリバリ音は無くなりました。
中低速トルクが太くなりましたが、やはり最高速は少し控えめになりました。
T氏にはすごくご満足頂けた様で、お客様に合った加工の重要性を改めて感じました。
サイレンサー加工のR-style。