イタリアンスクーターのバイクカスタムマフラー販売 R-style

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バイクのワンオフマフラーの制作も承っています!

RSTCシステム採用のインナー加工で音質改善&パワーアップ

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バイクマフラー屋の製作日記

【動画有】抜け過ぎ・爆音サイレンサー撲滅委員会 べスパGTS250ie編

2010年07月31日

今回の撲滅委員会は、ヴェスパGTS250ieの、「MAC MRD」管です。


VESPA GTS250ieとMAC管




撲滅する、と言ってもこのマフラー、色々見解はあると思いますが、元々がそんなに爆音ではない様に思います。

ただやはり、スポーティな音量ですので、VESPAのイメージには合わないかもしれません。

オーナーであるT氏の要望としては、

「ノーマルより加速性能が上がって良いとは思うが、加速時のバリバリ音が気になる。最高速などは下がっても気にしないので、とにかく音を静かにして欲しい。ただやはり、せっかくマフラーを変えているので、ノーマルよりは若干音量は大きい方がいい。」

と言う事でした。



基本的にRSTC加工はワンオフ加工ですので、それぞれのオーナー様のご要望に合った加工をする事が可能です。


性能重視で最高速アタック!!と言う方や、とにかく静かに、と言う方、色々のご要望にお答えする事が出来る、良い加工だと思います。



加工前の内部構造です。

MAC管内部構造 加工前


MAC管は基本、メインのストレートパイプ径は全車種共通、その中にインナーバッフルや、パンチングプレートのトラップを入れることで、車種別のセッティングが施してあります。



加工後の写真です。


MAC管 RSTC加工




RSTCの基本構造はそのままに、今回は、音量の事を考えて、通常使うインナーパイプ径より2mm細いパイプを使いました。



YouTubeですが、いつも思いますが音量の変化が伝わりにくいですね^^


かなり静かになりましたが、それでも分かりにくいです。
ですが一応、雰囲気だけでも伝えたくて、アップしました。


加工前の動画です。





そして、加工後です。





走行テストですが、加速時のバリバリ音は無くなりました。
中低速トルクが太くなりましたが、やはり最高速は少し控えめになりました。


T氏にはすごくご満足頂けた様で、お客様に合った加工の重要性を改めて感じました。




サイレンサー加工のR-style。